米CPI発表でドル円急落!その理由と今後の展開【2025年3月12日】

米CPIの結果と市場予想の比較
2025年3月12日、日本時間21時30分に発表された米国2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.8%の上昇となり、市場予想の2.9%を下回りました。
この結果を受け、市場ではインフレ鈍化の兆しが見られたと判断されました。
これまでのFRB(米連邦準備制度理事会)のスタンスを考えると、インフレが強いままであれば利下げの決定は慎重になるはずでしたが、今回のCPIの低下により、市場の利下げ期待が高まっています。

CPIの推移を示したグラフです。今回の2.8%という結果は、過去数ヶ月の傾向から見ても鈍化傾向が続いていることが分かります。
CPI発表後のドル円相場の動き
CPI発表直後、ドル円は大きく下落し、一時【XXX円】(実際の数値を入れる)まで急落しました。
市場では、「FRBの利下げが早まる可能性がある」との見方が広がり、米10年債利回りの低下 も重なってドル売りが加速しました。
また、発表直後には一時的な乱高下が発生しましたが、その後は円高方向に動いています。

CPI発表後のドル円の値動きを示したチャートです。発表直後に急落し、その後乱高下しながらも円高方向に動いています。
インフレ鈍化が示す今後の経済見通し
今回のCPIの結果を受けて、市場では2025年中のFRBの利下げ回数が増える可能性があるとの見方が強まっています。
具体的には、6月または7月にも初回の利下げが実施される可能性が高まりました。
FRBが利下げを進めると、米ドルの金利が下がるため、相対的に円が買われやすくなり、ドル安円高が進む傾向にあります。
FRBの金融政策への影響と市場の反応
CPIの発表を受けて、市場の焦点は今後のFRBの金融政策に移っています。
特に、3月のFOMC(連邦公開市場委員会)では、パウエル議長が利下げについてどのようなスタンスを示すかが注目されています。
現在の市場では、
• 6月までの利下げ確率は○○%(市場予測)
• 2025年中に合計〇〇回の利下げが行われる可能性
といった見方が強まっています。
これにより、ドル売り・円買いの流れが継続する可能性が高まっています。

FRBの利上げ・利下げの推移を示したグラフです。2025年は利下げに転じる可能性があり、市場の期待も高まっています。
投資家が注目すべき今後の経済指標
今後のドル円の方向性を左右する重要な経済指標として、以下の点に注目する必要があります。
✅ 3月20日午前3時(日本時間):FOMC声明発表
✅ 3月28日午後9時30分(日本時間):米国個人消費支出(PCE)価格指数発表
特に、雇用統計やPCEデータが予想を下回ると、FRBの利下げ圧力がさらに高まり、ドル円はさらに下落する可能性 があります。
まとめ
本日のCPI発表は市場予想を下回る結果となり、FRBの早期利下げ期待が高まったことでドル円は下落しました。
今後は、FRBの発言や雇用統計などの経済指標が相場を大きく動かす可能性があるため、注意が必要です。
今後のドル円の動向について、読者の皆さんはどう考えますか?
ちなみに私はCPIの結果が市場予想より低く、ドル売りが強まると判断してテクニカルで入るタイミングを見計らっていたところ、レジスタンスとして意識していたポイントで4時間足の一目均衡表の雲上限にタッチ+5分足のボリンジャーバンド+3σに触れた直後に弱気の陰線でショート。デイトレードとスキャルピングがメインなので149円あたり〜54pips頂きました!

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